その日の体調やテンションによって、かかる度合が大きく変わってくる催眠音声ですが、周囲の環境を整えたり体調を万全にすることで、催眠にかかりやすくする方法をまとめました。
催眠音声のマニュアルでも良く書かれている、部屋の温度・湿度、誰も入ってこれないように鍵をかけるなどして落ち着いて音声を聞ける環境作り、生活音や雑音が少なくなる防音などは基本です。エアコンが無ければ加湿器や除湿機で調整していきます。
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もう一つ重要なのが部屋の明るさですが、ほとんどの催眠音声は目を瞑って聞くように作られています。催眠が深くなってきた時に全身の力が抜けて目が半開きになってきた時に、この明るさが邪魔をして現実に引き戻されることが多々ありました。
私は催眠音声を聞く時は遮光カーテンも用いて消灯で真っ暗な部屋で聞いているのですが、この方が前後不覚になって催眠音声の「深く落ちていく」という感覚を掴みやすいと思っています。また、真っ暗のなか目を瞑っていると、目の前を色の着いたモヤモヤが見える錯覚(あれって何なんでしょう、毛細血管とかの血流?)が、催眠音声の「頭が真っ白になる」にリンクできたりします。
ちなみに、催眠音声によっては部屋のどこかをじっと見つめる指示(凝視法)が用いられているものがあるので、その場合は凝視パートが終わってから消灯すると良いです。
これも催眠音声のマニュアルで説明されているのですが、体調を万全にしておく、特にメンタル面を落ち着かせておくというのも重要ポイントです。
私もメンタルは強い方ではなく、仕事をやり残した週末は落ち着かず催眠も深くかかれません。逆に大きな仕事が片付いた週末はバッチリ催眠で落ちます(笑
メンタル面を落ち着かせる、特に嫌な記憶を緩和できるのがω-3脂肪酸、いわゆるDHAです。 以前からDHAは頭に良いと何となく噂されてましたが、つい最近、国立精神・神経医療研究センターの動物実験でも実証されたそうです。
DHAはマグロなり青魚を食べれば摂取できます。魚中心だと飽きてしまうので他にDHAが含まれるものとして、シソ油、ほうれん草、小松菜にも含まれているそうです。
なお、DHAが含まれるサプリメントはコンビニでもどこでも売っていますが、このオメガ3脂肪酸が含まれている商品は少なく、また含まれていてもごく微量だそうです。
その点やはりサプリメント大国の海外製はバッチリ配合されています。前までは輸入代行で2週間不安な時を過ごしてましたが、今はamazonさんで買えるので安心です。左のタイプがDHAに特化しているそうですが、私はコスパの良い右のサプリメントを購入しています。
ちなみにフラックスシードオイルのカプセルですが、1粒がかなりデカイです。薬の飲み方では推奨されていないですが、ゼリーとか炭酸飲料とかと一緒に飲み込んでやれば、喉越しの異物感を騙せます。
催眠術で障害となるのが催眠術を疑う心で、疑心が強いほどプロの催眠術師でも催眠にかけづらいそうです。「たかがmp3の催眠音声を聞いているだけで本当に気持ちよくなれるのかね」、という気持ちが奥底にあると壁になってしまいます。
コツとしてはテンションを上げて催眠音声に乗っかっていくことです。きちんと作られた催眠音声であれば導入パートで様々な方法で壁を取り除こうとしますので、斜に構えずに自分から催眠にかかるつもり(自己暗示)で協力します。
例えば「落ちる感覚がする」と言われた時など、上述したように部屋を真っ暗にしていると普段と違った感覚が感じられれば、こじ付けをして「あー、たしかに落ちている気がする」という具合に、自分を騙していくのがポイントです。
これには結構高いテンションが要求されると思います。少しでもテンションが低いと「何も起きねーじゃねーか」ってなったり、催眠に乗っかろうとする自分に恥ずかしさを感じたりします。
テンションの上げ方は人それぞれだと思います。例えばカラオケに行って大声で歌うとか、軽く運動をするとか、お気に入りのデザートを食べるとか。ちなみにアルコールは集中力が下がるみたいなので催眠音声と相性が悪いようです。
催眠音声の内容によってはシチュエーションが決まっていて、部屋の色が暗示されるものがあります。 そこで調光できるLED電球をつけることで簡単に没入感を再現できます。ラブホテルなどにある照明システムですね。部屋がピンクや紫一色だったりするとすごく興奮しますよね。
とにかく安く再現するなら、カラーセロハンを100円ショップで入手してライトにかざしてもできます。